9日に新潟市南区で収穫されたのは、日本ナシの「幸水」です。幸水は果肉が柔らかく甘みとジューシーさが特徴の早生品種で、今年は3月から気温が上がったことで生育が早まり、例年より1週間ほど早い異例の出荷開始となりました。
【記者リポート】
「新潟市内はきょうも気温が上がっています。こうした中、足元の草をわざと多く生やして地面の温度が上がらないようにしているほか、こまめに水をやるなど暑さ対策をしているということです」
中には暑さで日に焼けてしまったナシも見られますが、日差しを十分に浴び糖度は高くなっているということです。
【JA新潟かがやきしろね果樹部会 五幣直幸さん】
「1年通じて管理してやっと収穫できたのでみなさんにぜひ味わっていただきたいと思います」
収穫された幸水は選果場で糖度や大きさなどで選別されていきます。一番上の等級「特秀」のお味は…
【記者リポート】
「すごくみずみずしいです。噛んだ瞬間に甘い果汁があふれてきました。シャリシャリとした食感も良くこの暑い夏にぴったりです」
一方、今後の天気にはまだ不安も残ります。
【JA新潟かがやきしろね果樹部会 五幣直幸さん】
「台風6号はそれてくれたけど、7号がちょっとこの先心配ではある。収穫できるものはなるべく収穫するようにしています」
9日に出荷された幸水は、10日以降店頭に並びます。最終更新日:Wed, 09 Aug 2023 19:35:11 +0900